落ち込んだときにどうすれば楽になれるのか、知りたい…。
本記事では、こういった悩みに答えます。
本記事の内容
- 落ち込んだときの対処法
- 落ち込んだときに絶対にNGな行動
本記事を読むと、気分が落ち込んだときの対処法がわかります。
些細なことで落ち込んでしまって、ネガティブな気持ちを引きずりやすい人は少なくないんじゃないでしょうか。
誰だって生きていたら気分が落ち込むことはありますが、すぐに気持ちを切り替えられる人とそうでない人がいます。
その違いは、落ち込んでいる自分に対する適切なアプローチの方法を実践しているか否かにあります。
そこで本記事では、気分が落ち込んだときの適切な対処法について紹介していきます。
落ち込んだときの対処法
まず始めに、気分が落ち込んだときの対処法について見ていきたいと思います。
- お気に入りの音楽を聴く
- 筋トレや運動をする
- 美味しいものを食べる
- 寝る
- 一人でカラオケに行って、思いきり熱唱する
- 好きな作家の小説を読む
- 瞑想をする
- 友人や家族に話を聞いてもらう
- 映画を見る
- ゆっくりとお風呂に入る
1つずつ見ていきますね。
お気に入りの音楽を聴く
気分の落ち込みがあるときは、自分のお気に入りの音楽を聴くと効果的です。
「PLOS ONE」で発表された論文によると、悲しい気分のときに悲しいムードが漂う音楽を聴くと、心理学で言うところの「同質効果」が得られ、精神の安定を保つことができるのだそうです。
生活に音楽を取り入れることは、精神の安定を保つ上で非常に有効です。
筋トレや運動をする
気分の落ち込みがあるときは、運動をしてみると良いです。
落ち込んでいるときに激しい運動をするのは結構ハードルが高いと思うので、腹筋や散歩など軽い運動でもOKです。
運動をすると、精神を安定化させるホルモンである「セロトニン」が分泌されるため、気分の落ち込みに効果的です。
美味しいものを食べる
気分が落ち込んだときに美味しいものを食べると、オキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが分泌されるため、精神の安定に効果的です。
仕事や学校帰りにコンビニでスイーツを買ったり、お金があれば少し高い店でディナーをすると良いです。
寝る
気分が落ち込んだときは、思う存分寝るのも効果的です。
寝ると脳内の疲労が解消されるため、ストレスがある人には非常に効果的です。
しかし、変な時間にたくさん寝てしまって、生活リズムを崩すのは精神の安定に良くないので注意が必要です。
一人でカラオケに行って、思い切り熱唱する
ストレスの発散にひとりカラオケは非常に効果的です。
歌を歌うことで、ドーパミンやセロトニン、エンドルフィンなどの幸せホルモンが分泌されて、精神の安定に繋がります。
また、ひとりカラオケだと人の目を気にせずに思う存分熱唱することができるので、よりストレス発散に適していると言えます。
嫌なことがあった日は、帰り道にカラオケに寄ってみてはいかかでしょうか。
好きな作家の小説を読む
気分が落ち込んだときに読書をすると、リラックス効果が得られて良いです。
イギリスのサセックス大学の研究によると、音楽鑑賞やカフェイン摂取などよりも、「6分間の読書」のほうがストレス軽減効果がわかったそうです。
読書によるストレス軽減効果を得たいなら、6分間以上の読書を心がけてみてはいかかでしょうか。
瞑想をする
気分の落ち込みに瞑想は非常に効果的です。
瞑想をすると、ストレスを感じたときに活性化する脳の「扁桃体」という部分の働きが弱まり、リラックス効果が期待されます。
瞑想は毎日持続して行うことで、より高い効果があると先行研究により明らかになっています。
友人や家族に話を聞いてもらう
気分が落ち込んだときは、何があったかを口に出して人に話すと良いです。
ストレスの元になった出来事やネガティブな感情を口に出して話すと、「カタルシス効果」が得られ、安心感を得ることができます。
カタルシス効果は、自分の内部にある感情を吐露することで、ネガティブな気持ちから解放される効果のことを指します。
嫌な出来事があったら、友人や家族に話してみると良いです。
映画を見る
映画を見て感情を動かされると、副交感神経が優位になり、徐々にリラックス効果が現れてきます。
また、副交感神経が優位になると、睡眠の質も向上するので、精神の安定にはとても効果的です。
積極的に映画を見て、感動を取り入れてみてはどうでしょうか。
ゆっくりとお風呂に入る
気分の落ち込みには、入浴は非常に効果があります。
特に20分前後の入浴は、血流の改善や筋肉の弛緩などにより、リラックス効果を得ることができます。
ストレスで頭がいっぱいになっているときは、ゆっくりと入浴して心をリラックスさせると良いです。
落ち込んだときに絶対にNGな行動
最後に、気分が落ち込んだときに絶対にNGな行動について紹介します。
- 自分のことを責め続ける
- 無理矢理ポジティブになろうとする
- ストレスを一人で抱え込む
簡単に、一つずつ見ていきますね。
自分のことを責め続ける
気分が落ち込んでいる時にやりがちなのが、自己否定を繰り返してしまうことです。
「こんなこともできないなんて、自分は価値のない人間だ」といった風に自分を責め続けていると、余計にネガティブな感情が増強されていきます。
自己否定の連鎖から抜け出すために、自分の趣味に没頭したりして、関心の対象を変えるように努めましょう。
無理矢理ポジティブになろうとする
気分の落ち込みがあるときに、無理矢理ポジティブに考えようとすると、「ポジティブにならなきゃダメだ」といった風な強迫観念が芽生えてしまい、ネガティブな自分が現れたときに自分のことが許せなくなってしまいます。
落ち込んでいる自分をしっかりと歓迎した上で、諸々のアプローチを取っていくことが重要になってきます。
ストレスを一人で抱え込む
他人の助けを排除して、自分一人だけでストレスに対処するのは非常に危険です。
人は一人で生きていくには非常に脆い存在です。
自分の弱さと向き合いながら、時には人の力を借りて、問題解決に挑むようにしましょう。
今回の記事は以上になります。