不安や緊張のせいで、何をしても空回りしてしまう…。
本記事では、こういった悩みに答えます。
本記事の内容
- 不安・緊張について
- 不安・緊張を抑える方法
本記事を読むと、不安や緊張を抑える方法がわかります。
翌日に仕事で大事なプレゼンやタスクがあって、不安で眠れなかった経験がある方は少なくないでしょう。
また、他の人だったら動じないような些細なことに不安を感じてしまって、生きづらさを感じている方もいるでしょう。
不安や緊張に対するアプローチを知っていたら、抱えている生きづらさがいくらか軽減するかもしれません。
そこで本記事では、不安や緊張を抑える方法について紹介していきます。
不安・緊張について
まず始めに、不安や緊張そのものについて詳しく見ていきたいと思います。
不安や緊張は誰もが感じるものであり、普段から堂々として見える人も、例外なく不安や緊張を感じる場面はあります。
不安は「この先に危険なものがあること」を知らせる、人間がもともと備え付けている信号のようなものです。
この不安を感じることによって、人類は長い間生き延びることが可能になりました。
しかし現代社会では、情報が大量に飛び交っていて、その一つ一つに心を突き動かされてしまい、不安を過剰に感じ取ってしまう人が増えています。
そのため、客観的に見れば些細なことを大げさなものに見立てて必要以上に不安に感じ、生きづらさを感じている人が多いです。
情報が多いほど正確な判断が下せる可能性が高まるのはいいことですが、実際に発生する確率の低い最悪のシナリオまで想定してしまって、人々は不安を感じやすくなってしまっているように思えます。
しかし、不安は人間に元来備わっている心の状態なので、不安を感じるのは仕方ないとして、いかにしてこの不安に対してアプローチをしていくかが重要になってきます。
次の項で不安や緊張に対するアプローチを見ていきますね。
不安・緊張を抑える方法
不安・緊張を抑える方法について紹介します。
- 深呼吸をして呼吸を整える
- 頭よりも身体を動かしてみる
- 有酸素運動をする
- 全身の力を抜く
- 落ち着いた音楽を聴く
- 不安や緊張の原因を紙に書き出してみる
簡単に、一つずつ見ていきますね。
深呼吸をして呼吸を整える
不安を感じているときは呼吸が浅くなっていることが多いです。
そこで、浅くなっている呼吸に意識を向けて、深呼吸をしてみると副交感神経が活発になり、おのずと心が落ち着いてきます。
不安や緊張で頭の中がいっぱいになっているときは、呼吸に意識を向けてみて、浅くなっていないか確認してみてはいかかでしょうか。
時間があるときは瞑想を行ってみるのも不安や緊張に効果的です。
頭よりも身体を動かしてみる
不安や緊張が発生したときに、何もせずに頭の中で不安の要因をぐるぐると考え続けていても、悩みが解決するどころか、より不安が増強されていくので危険です。
とりあえず何でも良いので行動をして、不安や緊張のエネルギーを外に発散してみると良いです。
不安や緊張をずっと頭の中で反芻させていると、うつ病や不安障害に繋がってしまうので注意が必要です。
有酸素運動をする
ジョギングやスポーツなどの有酸素運動を行うことで、セロトニンやエンドルフィンといった気分を安定させる脳内物質が分泌され、不安感が軽減されます。
有酸素運動は身体の健康のみならず、心の健康にも効果があるので、気分が落ち着かないときは有酸素運動を取り入れるようにしてみてください。
全身の力を抜く
不安や緊張を抱えた状態だと、無意識のうちに全身に力が入ってしまいがちですが、不安感を軽減させたい場合は、全身の力を抜いてリラックスさせる必要があります。
身体がリラックスすると、副交感神経が優位になり精神もリラックス状態になります。
全身の力を抜く方法に関しては、入浴や深呼吸など、様々な方法があります。
落ち着いた音楽を聴く
不安や緊張が高まっているときは、お気に入りの落ち着いた音楽を聴くと効果的です。
落ち着いた音楽を聴くと自律神経が整えられ、カタルシス効果というネガティブな感情を解放させる効果が得られ、気分が安定しやすくなります。
いまでは、YouTube内で「自律神経を整える音楽」と検索したら、初めてでも聴き心地の良い音楽をたくさん見つけることができるのでオススメです。
不安や緊張の原因を紙に書き出してみる
不安や緊張の原因を紙に書き出してみて、自分の内側から外に切り離してみることは不安を軽減する上で非常に効果的です。
紙に書き出した不安の源を客観的な視点で見つめてみると、意外と自分の抱えていた不安が小さなものに思えてきたりします。
また、自分の不安について整理することで、自分がどういう場面で不安を感じやすいのかが明確になり、どうすれば不安を克服できるのかを考える良い機会になります。
まずは感情を書き出して、自己理解をするところから手を付けるのも、不安や緊張に対するアプローチを考えるうえで大切になってきます。
今回の記事は以上になります。