人に怒られると必要以上に落ち込んでしまって、なかなか立ち直れない…。
本記事では、こういった悩みに答えます。
本記事の内容
- 怒られるのが怖い原因
- 怒られたときの対処法5選
本記事を読むと、怒られたときの対処法がわかります。
仕事や学校で、自分より立場が上の人間から怒られることってありますよね。
そんなときに過剰に落ち込んでしまって、何日も何カ月もそのことを引き摺ってしまうなんて方は少なくないと思います。
実際に僕も、人から怒られると反射的に「また怒られた…。死にてえ…。」と思っていた時期がありました。
しかも、一度怒られただけで、1カ月そのことが頭に離れないなんてことも、多々ありました。
しかし最近は、怒られたときの対処法がわかってきたので、怒られてもその瞬間は凹みますが、後に引き摺らなくなりました。
本記事では、自他ともに認める「豆腐メンタル」の自分が、これまでの経験をもとに、怒られたときにどのような行動をとると良いのか紹介していきます。
怒られるのが怖い原因
まずは、怒られるのが怖い原因についてまとめます。
- 自分の全人格を否定されたかのように感じるから
- 自分の能力が低いと思い込んでいるから
- 過去のトラウマを捨てられないから
- 相手との関係が悪化する可能性があるから
簡単に1つずつ見ていきますね。
自分の全人格を否定されたかのように感じるから
怒られるのを過剰に恐れる人は、「怒られる=自分の存在意義および人格の否定」といった解釈をしてしまう傾向にあります。
そのため、怒られると「自分は無能で最底辺のゴミ人間だ…。」といった風に自分のことを必要以上に否定的に捉えてしまいます。
しかし、怒る人は攻撃することが目的ではなく、「ミスを改善してほしい」という思いで怒っていることが多いです。
自分の能力が低いと思い込んでいるから
怒られるのが怖い人は、「自分の能力を低い」と思い込んでいます。
そのため怒られると、何もかもを「自分が悪い」という風に解釈してしまいます。
時には「他人の悪意」をも自分のせいにしてしまうことも…。
自責は大切ですが、行き過ぎるとメンタルに良くないので、ほどほどにしておきたいですね。
過去のトラウマを捨てられないから
幼少期もしくは思春期に、家族や先生から怒られて、自分では抱えきれないほどの屈辱を味わった経験がある人は、怒られるのを過度に拒絶するようになります。
子どものころは感受性が豊かなので、そのときの経験は良くも悪くも、大人になってからも引き摺ってしまいがち。
相手との関係が悪化する可能性があるから
怒られることで、「相手に嫌われてしまった」と感じる人も少なくありません。
そのせいで、その人に怒られるどころか、会うことすら怖いと思ってしまいます。
「会社や学校に行きたくない」と思っている人の中にも、こういう人は多いのではないでしょうか。
怒られたときの対処法4選
自分の経験をもとに、怒られたときの対処法を紹介します。
- 怒っている人の目的を考える
- ポジティブに捉えてみる
- 気分が明るくなるような趣味を持つ
- 一度思い切り落ち込んでみる
では、1つずつ見ていきますね。
怒っている人の目的を考える
怒られている時に、「この人はなぜ怒っているのだろう」と俯瞰的に考えると、ある程度心に余裕が持てるのではないかと思います。
自分の成長を期待しているからなのか、単に機嫌が悪いだけなのか、怒っているところを周囲に見せつけることでカッコつけてるだけなのか…。
相手の視点に立つことで、新たな発見があるかと思いますし、自分を過度に責めるということも徐々になくなっていくかと思います。
自分も「怒っている人の目的を考える」ことを習慣化することで、精神的にかなりラクになりました。
ポジティブに捉えてみる
怒られたことをポジティブに捉える習慣は、メンタルを保つ上で非常に重要になってきます。
怒られるのが怖い人は、怒られることをどうしてもネガティブに捉えがちですが、「どう捉えるか」は本人の自由なのです。
ですので、怒られても自己嫌悪に陥るのではなく、「成長の良いチャンスだ」と考えてみることで、精神的に余裕が生まれると思います。
ただ、いきなりネガティブからポジティブに持って行くのは難しいので、徐々に変えていけばOKです。
ネガティブな気持ちになったときに、それをポジティブな視点で捉えてみるクセを身につけていきましょう。
意外とこの辺は、「慣れ」の問題だったりします。
気分が明るくなるような趣味を持つ
怒られてネガティブな気持ちになっているときに、気分を明るくしてくれるような趣味を持っておくことはメンタルを保つ上で大切です。
アニメでも映画でも音楽でもYouTubeでも、気分を高めてくれるものなら、なんでもOKです。
自分は、落ち込んだときはよく音楽を聴いて、慰めてもらうことが多いです。
趣味は、一生涯の親友ですからね。
一度思い切り落ち込んでみる
先ほど、怒られたときは「ポジティブに捉えるのが重要」という話をしましたが、どうしてもポジティブな視点を持つことができないときって、誰しもあるかと思います。
そういうときは、無理にポジティブに考えようとせずに、「思いっきり落ち込んでみること」が重要です。
強大なネガティブに抵抗しようとし過ぎると、余計に負の連鎖にハマっていくこともありますので。
ときには「ネガティブな自分を受け入れる」ことも重要になってきます。
【結論】怒られるのが怖くても大丈夫。あなたは悪くない
怒られるのが怖い人は、「自分の気持ち」よりも「他人の気持ち」を優先して生きている人が多く、基本的に繊細でやさしい人です。
それは、決して弱点ではないと断言できます。
鈍感でガサツな人が持っていない「強力な武器」です。
ですので、自身のメンタルを労りながら、彩りのある楽しい人生を送っていってもらえればと思います。
今回の記事は以上になります。