人見知りすぎて、人と話すどころか目を合わせるのも怖い…。
本記事では、こういった悩みに答えます。
本記事の内容
- 大人の人見知りの原因
- 大人の人見知りを克服する方法
本記事を読むと、大人の人見知りの原因と克服する方法がわかります。
「人見知りを克服することができないまま、大人になってしまった…」と思い悩む人は意外と少なくありません。
人見知りの方は、人と会うと極度の緊張感が伴うために、人と接するのを避けがちです。
自分も、エレベーターの前で知らない人が待ってるのを見るとわざと階段を使ってみたり、自分の近くであまり親しくない人たちが雑談で盛り上がっているのを見ると、居たたまれない気持ちになることが多々ありました。
なかなかの人見知りですよね（笑）。
そんな自分でも、現在は人見知りをある程度改善できて、人と話すのが苦ではなくなってきました。
そこで本記事では、「大人の人見知り」の原因と克服する方法について紹介していきます。
大人の人見知りの原因
まず始めに、「大人の人見知り」の原因について見ていきたいと思います。
- 自分の容姿やコミュニケーション能力に自信がない
- 他人と比較する癖がある
- 幼少期の家庭環境
- 人からの評価を気にしすぎる
- 負けず嫌い
1つずつ見ていきますね。
自分の容姿やコミュニケーション能力に自信がない
容姿やコミュニケーション能力に自信がないと、「自分なんかと一緒にいてこの人は楽しいのかな…」と疑心暗鬼になってしまい、結果的に人見知りになってしまいます。
また、自信のなさは言動や雰囲気から相手に伝わってしまうことが多いため、相手からも敬遠されてしまいがちです。
他人と比較する癖がある
他人と比較する癖がある人は、自分よりも優秀な人をみて劣等感に陥りがちです。
劣等感を抱きつづけていると、被害妄想や自己嫌悪に陥りやすくなってしまうため、他人と関係を構築するのに抵抗が生まれ、人見知りになってしまいます。
また、劣等感は表に出さないように努めていても、言動のぎこちなさから鋭い人には見抜かれて、敬遠されてしまいがちです。
幼少期の家庭環境
幼少期の頃から家族との会話が少ないと、成長してもなかなか協調性が身につかないことがあります。
また、幼少期に家族からの激しい叱責や恥をかいた経験があると、自分に自信を持つことが難しく、大人になっても人見知りを続けてしまう人がいます。
思い当たる節がある人も少なくないんじゃないでしょうか。
人からの評価を気にしすぎる
人からの評価を気にしすぎる人は、自分の一挙一動が人にどのような影響を与えるのかを考えすぎてしまうため、人と関わることに過度にプレッシャーを抱いてしまい、心が疲弊しがちです。
そして結果的に、「人と関わる＝疲れる」という認識になり、自分の殻に閉じこもってしまいます。
負けず嫌い
負けず嫌いの人は、自分の能力が他人よりも劣っていることが証明されるのを極端に嫌がる傾向にあるため、対人場面を避ける人が多いです。
そのため、何事にも消極的になりがちです。
もちろん、「勝ち」に執着して努力を続ける「負けず嫌い」の人も多く存在しますが、一方で敗北感を感じたくないが為に自分の殻にこもって人見知りになる人もいます。
大人の人見知りを克服する方法
大人の人見知りの原因について見ていきましたが、続いて克服法について紹介します。
- 出来事を紙に書き出して、自分を客観的に見る癖をつける
- 「上手くやろう」と思わない
- 人に対して緊張や不安感を抱いてしまうのは「仕方ない」と割り切る
一つずつ見ていきますね。
出来事を紙に書き出して、自分を客観的に見る癖をつける
人見知りの人は、自分を客観的に見るのが苦手な傾向にあります。
自分を客観的に見ることができないために、他者ではなく自分自身に意識が向いてしまい、そのせいで人への恐怖心が増強し、人見知りが悪化するという流れです。
そのため、客観的な視座を養うことは、人見知りを克服する上で非常に重要になってきます。
例えば、「人とのコミュニケーションで失敗したな…」と思う出来事があれば、その出来事を家に帰って紙に書いてみましょう。
紙に書いてその出来事を対象化してみると、意外とそんなに悲観的に捉える必要がないことがわかってくることがあります。
このように紙に書いて、出来事を自分自身から切り離す訓練を続けると客観的な視座が養われて、人見知りが改善されやすくなります。
「上手くやろう」と思わない
先ほども述べたとおり、人見知りの人は他者からの評価を過剰に気にする傾向があるため、人に自分の有能さをアピールしようとして、何事も「上手くやろう」としてしまうことが多いです。
ですが、過剰に「上手くやろう」と思うと、却って言動がぎごちなくなったり、不自然になることで、他者からの評価は下がってしまいます。
「上手くやろう」と思わずに、自分ができることをしっかりやっていくことが重要になってきます。
そうすることで、人に対する恐怖心が薄れていき、「いつの間にか人見知りが直っていた」なんてこともあるでしょう。
人に対して緊張や不安感を抱いてしまうのは「仕方ない」と割り切る
人見知りの人は、自分の弱点を人に知られることを恐れるため、「緊張や不安感を抱いている自分」を必死で押し殺そうとする傾向にあります。
しかし、自分の弱さを隠すことに必死になっていると、心労が溜まっていき人と関わること自体がストレスになってきます。
そうなると、どんどん人見知りが悪化していきます。
ですので、思い切って自分の弱さを受け入れるようにした方が良いです。
誰だって、初対面の人やあまり親しくない人と接するときは、大なり小なり緊張感はつきものです。
「緊張している自分」を許して、労ってあげることが人見知り克服の上で非常に重要になってきます。
この記事を読んだ皆さんが、人見知りを克服されることを心より願っています。
今回の記事は以上になります。