このまま逃げ癖を克服できないと、人生はどうなってしまうのか知りたい…。
本記事では、こういった悩みに答えます。
本記事の内容
- 逃げ癖がある人の末路
- 逃げ癖を克服する方法
本記事を読むと、逃げ癖がある人の末路と逃げ癖を克服する方法がわかります。
嫌なことがあるとすぐに逃げ出してしまう癖が身についてしまって、社会生活に適応できない生きづらさを抱えている人は少なくないです。
世間一般的に逃げ癖のある人はクズだとみなされてしまって、周囲から非難されてしまいがちですが、逃げ癖は当人にとって切実な悩みであることが多いです。
逃げるたびに「自分はなんてダメな人間なんだ…」と自己嫌悪に陥りながらも、逃げること以外に自分の心を守る術がないため、逃げることを繰り返してしまいます。
しかし、いつまでも逃げ癖を持ち続けていると、悲惨な末路を辿ることになりかねません。
そこで本記事では、逃げ癖がある人の末路に加えて、逃げ癖の克服方法も紹介していきます。
逃げ癖がある人の末路
まず始めに、逃げ癖がある人の末路について見ていきたいと思います。
逃げ癖がある人は、失敗に対する恐怖感が非常に強いため、失敗が予測される出来事から逃げてしまいがちです。
失敗から逃げると、一時的には安心感を得ることができますが、失敗や困難を乗り越える経験が少なくなってしまい、自己成長の機会を自ら放棄してしまっていることになります。
そして、成長がないまま年齢だけ重ねてしまい、自己嫌悪と劣等感で胸がいっぱいになり、うつ状態になってしまうことも多々あります。
うつ状態から抜け出せずにいると、外出すらままならなくなり、仕事をするのが困難になり、無職・引きこもりに陥ってしまいがちです。
また、逃げ癖があると周囲の人間から「甘ったれ」「クズ」などのレッテルを貼られて見放されてしまい、孤独な状態に陥ってしまうこともあります。
特に結婚をしてからも逃げ癖を続けていると、相手に見放され、離婚を迫られ、一気に窮地に陥るケースもあります。
まとめると、逃げ癖がある人の末路は「孤独・無職」です。
孤独の状態で無職を続けていると、人の力を借りられないので、自力で人生を好転させる以外に為す術がなく、社会経験が乏しいまま歳を取ってしまっているとハードルが非常に高いです。
そのままずるずると無職を続けて、最悪の場合はホームレスになったり、自宅で孤独死してしまったり、、、なんてこともあり得ます。
なんとしてでも、逃げ癖は早い内に克服しておきたいですね。
逃げ癖を克服する方法
逃げ癖がある人の末路を見ていきましたが、ではどのようにして逃げ癖を克服していけばいいのかについて紹介します。
- 自分の失敗に対して言い訳しない
- 目標を高くしすぎない
- やるしかない状況に自分を追い込む
- 先延ばし癖をやめる
- あれこれ考えずにまずは行動する癖をつける
- 成功体験を積んで自分に自信を付ける
簡単に、一つずつ見ていきますね。
自分の失敗に対して言い訳しない
逃げ癖がある人は、失敗をしたときに真っ先に他人のせいにしたり、「本当の自分はこんなもんじゃない」と自分に対して言い訳をします。
逃げ癖を治したいのであれば、こういった言い訳をする癖をやめる必要があります。
失敗したときは失敗と向き合い、次どのようにしたら失敗を繰り返さずに済むのかを考えて前向きに物事に取り組むことが重要です。
失敗を受け止めるのは、最初はキツいかも知れませんが、それができるようになると、責任感を持って物事に取り組めるようになります。
目標を高くしすぎない
逃げ癖のある人は、完璧主義者が多く、理想が高いことが多々あります。
理想が高いせいで、いつまでたっても現実の自分が理想に追いつけずに苦しんでしまいます。
ですので、目標を下げて、「今の自分が少し努力したら達成できそうなくらいの高さ」まで引き下ろすことが重要になってきます。
理想を持つことは努力するきっかけにもなるので、良いことでもあるのですが、理想が高すぎるあまりにフラストレーションを溜め込んでいては本末転倒です。
小刻みな目標設定を取り入れてみてください。
やるしかない状況に自分を追い込む
逃げ癖のある人は、「逃げても生きていく分には困らない環境」に身を置いている人が多いです。
実家が裕福だったり、恋人に養って貰える環境にいると、自立する機会を失ってしまい、逃げ癖を直すのは難しくなります。
思い切って絶対に逃げられない環境に身を置いて、そこで頑張ってみるのも一つの手です。
「やるしかない状況」に身を置くことで初めて人間は本領を発揮できます。
先延ばし癖をやめる
逃げ癖のある人は、往々にして先延ばし癖があります。
目の前に困難なタスクがあると、着手するよりも先に逃げる方法や口実を考えて、後回しにしてしまいがちです。
逃げることばかり考えていても、いずれは取り組まないといけないので、困難なことは早い内に終わらせてしまった方が絶対に良いです。
着手してみると意外と道が開けてきたりするので、思い切って先延ばし癖を捨ててみましょう。
あれこれ考えずにまずは行動する癖をつける
これも先ほどの「先延ばし癖をやめる」の話に直結する内容ですが、あれこれ考えを巡らしていても決して物事は前には進まないので、とりあえず行動する癖を身につけることが逃げ癖を克服する上で重要になってきます。
逃げ癖のある人は、行動せずに頭の中で考えを堂々巡りさせている人が非常に多いです。
行動に移すにはそれなりの覚悟が必要ですが、「とりあえずやる」を念頭において、物事に取り組んでみてください。
成功体験を積んで、自分に自信をつける
逃げ癖のある人は、自己肯定感が低く、「自分は何をやってもダメだ」という思い込みがあるため、勇気を持って行動するのが困難です。
そこで、頑張れば達成できそうな目標を自分に課して、それを達成して小さな成功体験を積むことが自己肯定感を高める上で重要になってきます。
ある程度自分に自信を付けることができると、積極性が身につき、逃げ癖を捨てることができます。
読者の皆さんが逃げ癖を克服して、より豊かな人生を送れるよう願っています。
今回の記事は以上になります。